自由主義と共産主義の間、グローバリズムとナショナリズムの間の今は何処? <外道たちの最中で> 切ない事情
Posted by 残心 - 2015.11.18,Wed
MRJが初飛行に成功したが、ジャンボジェットは無理なのか・・?
国政は 大企業と 同等か 企業感覚での政治
ケチケチと 渋って出さず 根が腐り 節約だけが対策か
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
夢の無い時代になりましたね・・。
伸びるものは伸ばしたいが・・・。
・【三橋貴明】MRJ初飛行と国産大型ジャンボジェット機 (三橋貴明の「新」日本経済新聞)~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
《 勝手に要約 》
MRJが無事に初飛行に成功したわけですが、今後の我が国で、小型ジェット旅客機ではなく、大型ジャンボジェット機の開発、生産が進むでしょうか。無理だと思います。
理由は、すでに日本の大型ジャンボジェット機の市場はボーイング社やエアバス社という「外国企業」に席巻され、日本政府が国内の航空機産業のために「保護貿易」を推進することも、まず不可能であるためです。
日本政府が日本企業による大型ジャンボジェット機を開発、生産を支援するため、国内市場を「保護」すると、世界はもちろんのこと、国内からも猛烈な批判を受けることになるでしょう。
「自由貿易に反している!」
「グローバリズムの時代に逆行している!」
という話でございます。
国内市場を外国企業に席巻されている状況で、民間企業が「リスク」を採り、技術開発投資や設備投資を実施することは、困難極まりないです。というわけで、日本企業がジャンボジェット機を生産する時代は、このままでは訪れまないでしょう。
ギリシャ企業が、ドイツの自動車メーカに対抗できる日が(ギリシャがEU・ユーロに加盟している限り)来ないのと同じです。
無論、個人的には日本の「経済力」を強化するために、ジャンボジェット機の市場を「保護」しても一向に構わないと思いますが、政治的に通るとは思えません。
上記の通り、企業の設備投資や技術開発投資は、「リスク」を横目で見ながら実施されます。三菱重工が三菱航空機を設立し、国産小型ジェット旅客機の開発を決断したのは、我が国の経済力を強化することになりました。が、さすがの三菱重工とはいえども、現段階で大型ジャンボジェット機の開発、製造のリスクまでは取れないでしょう。
特に、我が国はデフレでございますから、企業はなおのこと「リスク」を取れない状況になっています。
というわけで、政府の投資(インフラ投資や技術開発投資)が必要な時期なのですが、安倍政権は民主党さながらの「事業仕分け」というパフォーマンスを始めました。このままでは、我が国のモノやサービスを生産する力、すなわち「経済力」は弱体化する一方です。
この状況を押しとどめるためには、経済力の本質、モノやサービスを生産する力こそが経済力であり、「おカネ」の問題ではないという真実を、できるだけ多くの国民が知るしかありません。
国政は 大企業と 同等か 企業感覚での政治
ケチケチと 渋って出さず 根が腐り 節約だけが対策か
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
夢の無い時代になりましたね・・。
伸びるものは伸ばしたいが・・・。
PR
Comments
Post a Comment
カレンダー
プロフィール
HN:
残心
性別:
非公開
カテゴリー
最新記事
(01/12)
(10/07)
(06/29)
(12/20)
(09/16)
(07/17)
(06/20)
(06/10)
アーカイブ
最新コメント
[06/10 zansin a]
ブログ内検索
Template by mavericyard*
Powered by "Samurai Factory"
Powered by "Samurai Factory"