自由主義と共産主義の間、グローバリズムとナショナリズムの間の今は何処? <外道たちの最中で> 切ない事情
Posted by 残心 - 2014.12.13,Sat
日本にとって良いものは排除し、自分たちは利用する戦勝国は、「教育勅語は良い」と判断したようです。
もう戦後69年も経っているのだから、占領政策で行われた多くのことを改めてもよい頃ではないだろうか。
教育勅語などは米国が自分の国で教育に採用しているくらいだから良いに決まっているし、他にも日本に数々の優れた仕組みがあったはずなので、元通りは無理にしてもマッサラな気持ちで見直せば、改善できることも多いはずだ。
しかし多くの優れた教育・習慣・制度などが失われてもう長い時間が経っている。
見直すにも多大な努力が必要であり、容易くはないだろう。
・今日は教育勅語が下賜された日 (ねずさんのひとりごと)
10月30日は、教育勅語が明治天皇より下賜された日です。明治23年のことです。
教育勅語は、米国で『The Book of Virtue』とされ、本になり、この本は全米で聖書に次ぐ大ベストセラーになっています。そして米国は、この『The Book of Virtue』を全米の学校教育の場で、道徳教育の規範として使っています。
ところが日本では、戦後GHQの指示によって昭和21年(1946)に奉読と神聖な扱いの禁止が通達され、さらに昭和23年(1948)に衆議院で「教育勅語等排除に関する決議」、参議院で「教育勅語等の失効確認に関する決議」が、それぞれ決議されて教育勅語は排除されたままになっています。
日本で生まれて明治天皇の名で日本国民に下賜されたものが、日本ではなぜか国会によって否定され、その否定されたものが米国では道徳教育の規範として全米の学校で教科書として扱われているわけです。
日本はいったいどうしてしまったのでしょうか。
わたしたちは、この教育勅語を取り戻すことを、あらためて国民的目標に掲げたいと思うのですが、いかがでしょうか。
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一(いつ)にせんことを庶幾(こいねが)ふ
明治23年10月30日
御名御璽
『教育勅語』意訳
明治神宮崇敬会刊「たいせつなこと」より
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国民の皆さん、
私たちの祖先は、国を建て初めたときから、
道義道徳を大切にするという
大きな理想を掲げてきました。
そして全国民が、
国家と家庭のために
心を合わせて力を尽くし、
今日に至るまで美事な成果を
あげてくることができたのは、
わが日本のすぐれた国柄のおかげであり、
またわが国の教育の基づくところも、
ここにあるのだと思います。
国民の皆さん、
あなたを生み育ててくださった両親に、
「お父さんお母さん、ありがとう」と感謝しましょう。
兄弟のいる人は、
「一緒にしっかりやろうよ」と、仲良く励ましあいましょう。
縁あって結ばれた夫婦は、
「二人で助けあっていこう」と、いつまでも協力しあいましょう。
学校などで交わりをもつ友達とは、
「お互い、わかってるよね」と、信じあえるようになりましょう。
また、もし間違ったことを言ったり行った時はすぐ、
「ごめんなさい、よく考えてみます」と
自ら反省して、謙虚にやりなおしましょう。
どんなことでも自分ひとりではできないのですから、
いつも思いやりの心をもって
「みんなにやさしくします」と、
博愛の輪を広げましょう。
誰でも自分の能力と人格を高めるために
学業や鍛錬をするのですから、
「進んで勉強し努力します」という意気込みで、
知徳を磨きましょう。
さらに、一人前の実力を養ったら、
それを活かせる職業に就き、
「喜んでお手伝いします」という気持ちで
公=世のため人のため働きましょう。
ふだんは国家の秩序を保つために必要な憲法や法律を尊重し、
「約束は必ず守ります」と心に誓って、ルールに従いましょう。
もし国家の平和と国民の安全が危機に陥るような非常事態に直面したら、
愛する祖国や同胞を守るために、
それぞれの立場で「勇気を出してがんばります」と覚悟を決め、カを尽くしましょう。
いま述べたようなことは、
善良な日本国民として不可欠の心得であると共に、
その実践に努めるならば、
皆さんの祖先たちが昔から守り伝えてきた
日本的な美徳を継承することにもなりましょう。
このような日本人の歩むべき道は、
わが皇室の祖先たちが守り伝えてきた教訓とも同じなのです。
かような皇室にとっても国民にとっても
「いいもの」は、日本の伝統ですから、
いつまでも「大事にしていきます」と心がけて、守り通しましょう。
この伝統的な人の道は、
昔も今も変わることのない、
また海外でも十分通用する普遍的な真理にほかなりません。
そこで、私自身も、国民の皆さんと一緒に、
これらの教えを一生大事に守って高い徳性を保ち続けるため、
ここで皆さんに「まず、自分でやってみます」と明言することにより、
その実践に努めて手本を示したいと思います。
______________
明治二十三年(一八九〇年)十月三十日
御名(御実名「睦仁」)・御璽(御印鑑「天皇御璽」)
教育勅語の十二の徳目
孝行(こうこう) 親に孝養をつくしましょう
友愛(ゆうあい) 弟・姉妹は仲良くしましょう
夫婦(ふうふ)ノ和 夫婦はいつも仲むつまじくしましょう
朋友(ほうゆう)ノ信 友だちはお互いに信じあって付き合いましょう
謙遜(けんそん) 自分の言動をつつしみましょう
博愛(はくあい) 広く全ての人に愛の手をさしのべましょう
修学(しゅうがく)習業(しゅうぎょう) 勉学に励み職業を身につけましょう
智能(ちのう)啓発(けいはつ) 知識を養い才能を伸ばしましょう
徳器(とくき)成就(じょうじゅ) 人格の向上につとめましょう
公益(こうえき)世務(せいむ) 広く世の人々や社会のためになる仕事に励みましょう
遵法(じゅんぽう) 法律や規則を守り社会の秩序に従いましょう
義勇(ぎゆう) 正しい勇気をもって国のため真心を尽くしましょう
______________
(原文)
教育勅語(原文)
朕惟フニ我カ皇祖皇宗國ヲ肇ムルコト宏遠ニ徳ヲ樹ツルコト深厚ナリ
我カ臣民克ク忠ニ克ク孝ニ億兆心ヲ一ニシテ世世厥ノ美ヲ濟セルハ此レ我カ國體ノ精華ニシテ教育ノ淵源亦實ニ此ニ存ス
爾臣民父母ニ孝ニ兄弟ニ友ニ夫婦相和シ朋友相信シ恭儉己レヲ持シ博愛衆ニ及ホシ學ヲ修メ業ヲ習ヒ以テ智能ヲ啓發シ徳器ヲ成就シ進テ公益ヲ廣メ世務ヲ開キ常ニ國憲ヲ重シ國法ニ遵ヒ一旦緩急アレハ義勇公ニ奉シ以テ天壤無窮ノ皇運ヲ扶翼スヘシ
是ノ如キハ獨リ朕カ忠良ノ臣民タルノミナラス又以テ爾祖先ノ遺風ヲ顯彰スルニ足ラン
斯ノ道ハ實ニ我カ皇祖皇宗ノ遺訓ニシテ子孫臣民ノ倶ニ遵守スヘキ所之ヲ古今ニ通シテ謬ラス之ヲ中外ニ施シテ悖ラス朕爾臣民ト倶ニ拳々服膺シテ咸其ヲ一ニセンコトヲ庶幾フ
明治二十三年十月三十日
御名御璽
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もう戦後69年も経っているのだから、占領政策で行われた多くのことを改めてもよい頃ではないだろうか。
教育勅語などは米国が自分の国で教育に採用しているくらいだから良いに決まっているし、他にも日本に数々の優れた仕組みがあったはずなので、元通りは無理にしてもマッサラな気持ちで見直せば、改善できることも多いはずだ。
しかし多くの優れた教育・習慣・制度などが失われてもう長い時間が経っている。
見直すにも多大な努力が必要であり、容易くはないだろう。
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