自由主義と共産主義の間、グローバリズムとナショナリズムの間の今は何処? <外道たちの最中で> 切ない事情
Posted by 残心 - 2016.01.20,Wed
まったく、どうすればいいのか分からなくなってしまいます・・・。
際限なく 伸びる経済 幻想ぞ 需給バランス次第
効率を 求めてキツイ 社会なり 良くしようとして悪くなる
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
やはり経済政策は、「資本主義と社会主義の間のバランス」なのか?
物が足りた社会では、過度な競争をしてはいけないようである。
だからと言って、意識して生産性を下げて、効率を悪くするのが良いのか?
それはあり得ないでしょ。
どこまでも伸びる経済などないのだから、現状維持を旨とする項目が増加して当然、とすべき!?
・日本の生産性は主要国最低 原因は社会の効率が高いから (世界のニュース トトメス5世)~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
《 勝手に要約 》
効率化すると経済は悪化する
OECDは、1時間あたりのGDPを労働生産性とみなしているので、労働時間が短ければ短いほど良い。
ドイツの1人あたりの平均労働時間は1393時間、日本1745時間で、これが日本の生産性の低さの原因です。
頑張れば頑張るほど生産性が悪化するのです。
逆に生産性は、そんなに意味の無い数字だとも言え、好きで働いているなら「ほっとけよ」と言いたくなるでしょう。
工場で何をしているかは外から見えませんが、建設現場や工事現場では17時まで現場で作業して、それから片付けています。
多くの人は気づいていると思いますが、日本人より短い時間しか働かない国でも、GDPが低い訳ではありません。
つまり16時半で作業をやめて17時に工場を出ようと、17時までみっちり作業しようと、結果はほとんど変わりません。
ドイツのVW工場やフランスのルノー工場は、残業を禁止していますが、売上は日本車とあまり変わりません。
トヨタやホンダが週60時間働かせても、VWの週48時間労働と売上や利益はそれほど変わらないのです。
生産性と同じように誤解されているのが「効率化」とか「合理化」という事で、効率を上げれば良くなると考えられます。
だが効率を上げるという事は、少ない人数で仕事をしたり、少ない賃金で働かせる事を意味しています。
会社の偉い人が「効率化と合理化を図る」と言ったらその意味は、社員の首切りとサービス残業でしかありません。
首切りも給与カットもその国のGDPを縮小させるので、効率化された社会では経済が悪化します。
効率化しロボットを導入し、社員の給料を半額にし、人件費を半分に減らしたら、経済が悪化するのです。
勿論売上が増えれば経済が拡大しますが、1億2000万人が消費する物量はそう増えないため、デフレが進行します。
社会の効率化は経済を悪化させる
日本では多くの商品の値段が20年前より下がっていますが、値段が下がった分、経済が縮小しました。
ハンバーガーの値段が半額になっても2倍食べたりしないし、服や靴が半額になっても、少なくとも男は2倍買いません。
消費する量が同じなのに、社会の効率化に突っ走ったら、デフレに成りGDPが縮小してしまいます。
現在日本の一人当たりGDPは世界20何位だそうで、1位を争っていた時とは隔世の感があります。
日本が1位だったのは80年代後半だと思いますが、当時の日本は効率化とは無縁の国でした。
給料と出世は年功序列で決まっていて、仕事に能力は必要とされませんでした。
酷い社会に見えますが全員が同じ給料をもらえるので、全員が同じ金額を消費し、消費社会が到来しました。
年功序列なので将来に不安は無く、長期ローンで皆住宅を購入したり自動車を買いました。
ところが90年代に「実力主義」とか「給料に能力を反映させる」という事が始まり、デフレと経済悪化に陥りました。
現在世界で一人当たりGDP上位の国は、欧州諸国とか、効率化を否定した国ばかりです。
残業を法律で禁止している国が多く、労働時間は短く、フランスの工場では週40時間を越える労働が禁止だそうです。
男女平等というのも実力主義や競争の否定で、誰にでも同じ給料を支給するという考えに基づいている。
このように競争や効率化、合理化が経済を悪化させるようになったのは、「国民に欲しいものが行き渡った」結果だと考えられます。
物が行き渡った社会では、効率を上げて商品の値段を下げると、経済が悪化してしまうのです。
多くの人に自動車が行き渡った後では、値段を半分に下げても、2倍売れるという事は起こりません。
政治家が良く「社会の無駄を無くして効率化する」と言いますが、そう言い出す人が要職に付くと、必ず不況になっています。
日本が改革をするほど経済が悪化するのも、既に物が行き渡っているのに、競争をさせ値段を下げて給料を下げたからでした。
際限なく 伸びる経済 幻想ぞ 需給バランス次第
効率を 求めてキツイ 社会なり 良くしようとして悪くなる
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やはり経済政策は、「資本主義と社会主義の間のバランス」なのか?
物が足りた社会では、過度な競争をしてはいけないようである。
だからと言って、意識して生産性を下げて、効率を悪くするのが良いのか?
それはあり得ないでしょ。
どこまでも伸びる経済などないのだから、現状維持を旨とする項目が増加して当然、とすべき!?
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