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自由主義と共産主義の間、グローバリズムとナショナリズムの間の今は何処? <外道たちの最中で> 切ない事情 
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Posted by - 2025.05.05,Mon
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Posted by 残心 - 2015.06.27,Sat
残っていれば沢山得るものがあっただろうに・・・。
インカと安全保障 (ねずさんのひとりごと)

《 勝手に要約 》
インカでは、太陽が崇拝され、灌漑と台地栽培によって、農業生産が行われていたようです。
そして、インカの遺跡からも、不思議なほど、武器が出てきません
日本も、全国に数万カ所ある縄文時代の遺跡から、現在に至るまでただの一度も対人用の武器が出土したことがありません。
つまり、人が人を殺して「奪う文化」ではなく、人と人とが共同して食べ物を「つくる文化」を共有していたわけです。
―――――――――――――――――――――――――――――――
ところがインカは、それだけ発達した交通網や文化を持っていたことが、結果として、文明を滅ぼしています。
どういうことかというと、スペインの掠奪者、フランシスコ・ピサロの一行がやってきたのです。
武器を持たないインカの民に対し、ピサロは情け容赦なく銃をぶっ放し、女を強姦し、黄金や貴金属、宝石などの富への略奪を重ねました。

そして和平を願って交渉にきたインカの王、アタワルパを逮捕し、まる裸にして辱め、殺害し、ついには、わずか180名(たった180名です)の180丁の銃で、1600万人の人口を持つインカの大帝国を滅ぼし、その文明の痕跡さえも失うまでに、略奪し、滅ぼしているのです。

滅ぼした人数は、たったの180人です。
滅ぼされた側は1600万人です。人口のわずか0.001%です。
けれどたったそれだけの数のスペインの乱暴者が、1600万人の人口を持つ一国の文明を滅ぼし、富も、政治体制も、歴史も文化も、そして言語までも破壊し、失わせています。

申し上げにくいことだけれど、いま、ペルーのインディオたちのDNAは、100%インディオの純潔種というのはいません。
ほぼ100%の人が、スペイン人のDNAを持っています。
これがどういうことか、何を意味しているかは、ご想像におまかせします。

「武器を持たない文化」は、戦後の日本がそうであったように、内政面で人々の平和をもたらし、話し合いと共存、民生技術の進歩等、人々の生活を豊かにします。
なぜなら、対立したときの問題の解決に武器を用いることができない分、発達した内政用の統治システムが必要となるからです。

インカの滅亡は、大切な事実を、私たちに語りかけてくれます。
それは、すぐれた内政統治システムも、歴史も伝統も文化も、そこに安住すれば、「武器を持った粗暴な外国人」の前に、まったく無力だということを証明しているからです。
―――――――――――――――――――――――――――――――
言い換えれば、世界に向けて正義を実現できるのは、話し合いだけでなく、武力が背景にあるときだけです。
弱虫は、どんなに正しい理屈を垂れても馬鹿にされ、蹂躙されるだけなのです。
そしていまの日本は、あきらかに支那や朝鮮に馬鹿にされ、蹂躙されています。
簡単に言ったら、やくざ者に舐められているのです。

この日本の現状を救い、本来の日本の歴史、伝統、文化を取り戻すためには、私たち自身が、武力行使も辞せずという強い信念と実力を持たなければならないのだと思います。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
さようなら 守れなかった 良き日本     武装せず滅ぶ国
なくなって 初めてわかる 国軍備      インカ帝国
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インカ帝国の滅亡は、今の日本へのメッセージか。
素晴らしい文明が跡形もなく失くされるなんて、なんと勿体ないことか。

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