自由主義と共産主義の間、グローバリズムとナショナリズムの間の今は何処? <外道たちの最中で> 切ない事情
Posted by 残心 - 2015.06.28,Sun
いつまで引きずるのか? 克服はできないのか?
立ち上がる つもりでいるが ちから抜け 敗戦ショック
積み上げた 国のしくみを 変えられて 理想的だった明治憲法
民主主義 その欠点も 享受する 歴史に学ばない政治
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
敗戦のショックとその後の占領政策は、日本人にとって相当大きかったのだろう。
だからと言ってこのまま衰退していいことにはならない。
・【佐藤健志】自滅的な言動をもたらすもの (三橋貴明の「新」日本経済新聞)~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
《 勝手に要約 》
日本人はイデオロギーの左右によらず、敗戦の衝撃から今なお立ち直っていないのでは?
そのため、国の将来にたいする不安という形でトラウマが刺激されると、主観的には物事にちゃんと対処しているつもりで、自滅的な言動をしでかす次第。
安保法制に限りません。
〈瑞穂の国の資本主義〉を謳いながら、新自由主義的なグローバリズムをめざしているのが現政権。
〈地方創生〉を謳いつつ、自治体同士を積極的に競争させるべきだとする主張もなされています。
競争の結果、格差が生じても(=創生どころか、衰退する地方があっても)当たり前なのだとか。
自己矛盾がここまで際立つとなると、もはや方針が正しいとか、間違っているとかいうレベルの話ではありません。
ずばり、
〈ヒステリーやパニックに陥ったあげく、自分がいかなる方針に基づいて行動しているのか分からなくなった〉
という話ではないでしょうか?
となると、日本を望ましい方向に進ませるには、「正論を繰り返し説く」だけでは足りないかも知れません。
ヒステリーやパニックの根源となっているトラウマに向かい合い、それを克服する努力が必要となってきます。
さもないと、「いくら正論を説き聞かせても、平然と間違った行動を繰り返す」結果に終わるのではないでしょうか?
ちなみに。
与党の推薦した参考人までが安保法制を違憲と述べたことにたいし、菅官房長官は当初、「まったく違憲でないという著名な憲法学者もたくさんいる」と発言しました。
けれども具体的には3人の名前しか挙げることができず、「数(の問題)ではない」と発言を修正するにいたります。
違憲だと表明している憲法学者は200人以上いるのですから、官房長官のお気持ちは分からなくもありません。
ついでに「正論であれば少数派の意見が、多数派の意見をくつがえしてもよい」というのは、なかなか立派な見識です。
ただし、この論理を衆議院の議席数に当てはめたらどうなるか?
そうです。
採決で賛成多数になったとしても、安保法制の正当性は保証されません。
なにせ「数ではない」のですから!
立ち上がる つもりでいるが ちから抜け 敗戦ショック
積み上げた 国のしくみを 変えられて 理想的だった明治憲法
民主主義 その欠点も 享受する 歴史に学ばない政治
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だからと言ってこのまま衰退していいことにはならない。
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