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自由主義と共産主義の間、グローバリズムとナショナリズムの間の今は何処? <外道たちの最中で> 切ない事情 
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Posted by - 2025.05.06,Tue
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Posted by 残心 - 2015.08.19,Wed
マスコミも政治家も事実を伝えないので、真実がふらふらと流されて積み上げた成果が壊されていくのか?
【三橋貴明】農家は補助金漬け?  (三橋貴明の「新」日本経済新聞)

《 勝手に要約 》
そもそも、日本の農業のあるべき姿は「国民農業」だと思います。国民の胃袋を満たし、飢えさせないためにこそ、日本の農業は存在しているのです。
それに対し、
「日本の農家は世界に打って出ろ!」
などと世迷言を言っている人々は、農業を「商業農業」として捉えているように思えます。食料安全保障を最も重要視しなければならない農業分野において、ビジネスの優先順位を高めようとしているのです。

ビジネスが優先されると、それこそ「グローバル市場」を相手に、儲けるために農業を営む、という「経営スタイル」が拡大してしまいます。ちなみに、かつて東南アジア諸国が、欧米諸国から特定の「商業農業」を強制された結果、国土が荒れ果て、住民が飢える事態になってしまった歴史があるわけですが、何と呼ばれているかご存知ですか。

そう、プランテーションです。

日本はわざわざ、「商業農業」、平将明議員らが言う「付加価値が高い農業」に特化し、自らプランテーション化しようとしているわけです。食料安全保障は、一体どこに消え失せてしまったのか。

しかも、農業や農協に対する批判が「事実」に基づているならばともかく、ほとんどが「ウソ」「デマ」ばかりです。特に悪質なのは、
日本の農業は補助金漬けで、保護され過ぎているからダメなんだ
というレトリックです。この手の主張をする連中は、決してアメリカや欧州の事例は出しません。

日本の日本の農業の所得に対する「直接支払(税金)」の割合はわずか15.6%主要国最低です。
欧州の農家の所得に占める直接支払の割合は、軒並み90%を超えており、アメリカにしても26.4%。しかも、アメリカの穀物系は50%前後に達しています。

農業産出額に対する農業予算の割合は、日本が27%。対するアメリカは65%、フランス44%、イギリス42%、スイス62%。
また、日本の農業の平均関税率は、アメリカに次いで低いのです。しかも、アメリカ政府は穀物について「輸出補助金」を支払い、グローバル市場への輸出を支援しています。そして、日本に輸出補助金はありません(だからこそ、農業予算対農業産出額の比率が低いのです)。

上記の事実を知った上で、「日本の農業は保護され過ぎている」と主張できる人がいるでしょうか。
と言いますか、この手の「事実」が国民に共有されていないからこそ、「ウソ」「デマ」に基づき、日本の食料安全保障を破壊する農協改革やTPPが推進されていっているのです。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
騙されて プランテーション 植民地     外国の農業工場
ひとりだけ 薄着でいるのに 服を剥ぎ   元々保護なき日本農業
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
日本の農業は壊される!
食の安全と自給率は、なし崩し的に崩壊する!

世界で巨大資本の大勝利!

日本は稲穂の国ではなかったのか?

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