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自由主義と共産主義の間、グローバリズムとナショナリズムの間の今は何処? <外道たちの最中で> 切ない事情 
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Posted by - 2025.05.06,Tue
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Posted by 残心 - 2016.02.29,Mon
「鎌倉幕府の崩壊は元寇とは因果関係がない」
建武の中興と田分けのお話  (ねずさんのひとりごと)

《 勝手に要約 》
ではなぜ鎌倉幕府が崩壊したかというと、それには別な理由があります。
相続制度です。

鎌倉武士たちの相続制度は、いまの日本と同じ均等配分方式です。
子供が5人いれば、財産は5等分されます。
実はこのことは、はたいへんな問題をはらんでいます。

鎌倉武士というのは、先に書きましたように、もともとは平安時代に生まれた私有地(新田)の開墾百姓です。
それが長い年月の間に、広大な領地を保有するようになりました。
彼らはその領地で、一族郎党を養い、その領土を武家の棟梁(とうりょう)である幕府に安堵してもらうという御恩を受け、その御恩に対するお礼として、一朝ことあればいざ鎌倉へと出陣する、つまり「御恩と奉公」の関係を持っていました。

その領地は、それぞれの武家の「」を単位にまとまっています。
ですから子がいなくて「家」がなくなってしまっては、安堵してもらう領地があっても、安堵してもらう人がいなくなるわけですから、一族郎党が土地を失い、みんなが飢えてしまいます。
つまり彼らにとって、子を残すということは、たいへん重要なことだったわけです。

ところが昔は、子供は、たいへんよく死にました。
いまでこそ、一人っ子でも、ほぼ全員が成人を迎えることができますが、ひとむかし前までは、子が成人できるということ自体が、めずらしいことといってもいいくらい、たいへんなことでした。

江戸時代の後期、桜田門外の変で殺害された大老・井伊直弼は、井伊家の十四男坊です。
長男が家督を継ぐ時代に、なぜ十四番目の男の子が家督を継いだかといえば、別に彼がとびきり優秀だったからということではなくて、一番めから十三番目までの井伊家の子たちが、みんな病没したからです。

それくらい昔は、子を大人に育てるのはたいへんなことだったのです。
だから子供が三歳、五歳、七歳になると、よかったよかったといって、お祝いをしたのが七五三です。

まして鎌倉時代が崩壊した頃というのは、井伊直弼の時代より六百年も昔です。
子が成人するだけでも困難な時代に、御家人たちが家を保持するためには、それなりに子をたくさんもうけなければなりません。
当然子だくさんになる。
その中で、生き残って成人した幾人かが家督を相続します。
ところが、ここでの相続が、実は「均等配分方式」だったのです。

するとどうなるかというと、仮に百人を養えるだけの土地があり、子が二人だったとすると、最初の相続では、子が二人なら、50,50に土地が分割されます。これが二代目です。
三代目になると、25になります。
四代目になると、12.50
五代目になると、 6.25
六代目になると、 3.00
七代目になると、 1.50
八代目になると、 0.75
つまり、七代目にはもう夫婦で食べて行くことすらできず、八代目になると、自分ひとりさえも食べられない。家が崩壊してしまうわけです。

この時代、元服も結婚も早かった時代ですから、一世代はおよそ20年で交替しています。
つまり20年×7代=140年で、見事財産が崩壊します。
実際、鎌倉幕府は数式通りに141年目に崩壊しています。

田んぼを均等に分けて財産相続することで、、国を滅ぼし、家を滅ぼすことを、後年の人は嗤って、これを「田分け(たわけ)」と呼びました。
よく時代劇などに出て来る「たわけものめがっ!」の「たわけ」です。

鎌倉幕府は、こうした相続制度の欠陥による御家人たちの窮乏に対し、開幕から105年目の1297年(相続四世代目)のときに、「徳政令」といって、御家人たちの借金帳消し令を発布しています。
けれどこれは今風に言えば、破産宣告です。
現代社会でもそうですが、破産宣告を受けたら、もう借金はできません。
「田分け」によって、借金しなければ生活できないのに、借金ができないのです。
これはたいへんなことです。
こうして鎌倉幕府は、政権運営主体としての信用を落とし、結果として1333年に崩壊してしまうわけです。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
平等と 思って始め 崩壊へ   鎌倉幕府の相続制度は愚か
家長制 家を守って 国安定   制度として優秀 
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「平等」というと良さそうな印象だが、最近は行き過ぎた平等、「悪平等」が流行なようだ。
これが増えると、窮屈でノビノビできない世の中になる。
自己主張が当然で、親切や優しさは報われない。
そしていつか爆発するかも・・・。

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Posted by 残心 - 2016.02.26,Fri
何のために人は生きるのか?・・・なんて考えさせる扇動も・・・。
大切なのは、どんな子を育てるかではなく、どんな子を育てる子に育てあげるか ~ 子育てについて③    (日本の面影)

《 勝手に要約 》
人間の本当の存在意義、子育ての意味・・・それは私がここでも言ってる通り、「あなたの人生はあなたの人生ではない。あなたの命もあなたのものではない。将来の子供たちのためのもの。だから今のあなたがいるのは代々続いた多くのご先祖たちのおかげでもある」のだと言うこと。
このことを子供に言う時は、「あなた」を「おまえ」にでも言い換えて言えばいい。

哲学とかで「何のため人は生きるのか」なんて、よく出てきますが、その答えは子孫のためです。これは、たとえ自分の子供が生れなくとも、その人の生きた証、生き様は、周りの人にどれだけ働きかけたかで・・・それが大いなる意味あるものであったなら、10年後あるいは百年後、千年後まで必ずや残っていくことでしょう。だけど、今が大事、命が大事・・・こんなのではその人の残骸なんて将来あと形もなく消え去っていることでしょう。

大体、「命が大事!」なんて言ってる左翼やフェミ的な連中が、何百年も前の、何千年も前のものなんてと蔑んでは、先人の思い・叡智の結集である古典的な教えを貶めてること自体お笑いなんですね。先人の思いや命を完全に無視してるわけですから、そんな奴らの跡形なんて将来は完全に消滅して当たり前と言えます。

人の命なんて、あってないようなもの、ゴミ同然のものにすぎません。100年も経てば、ここをご覧の皆さんだって、殆どもう、この世に存在してないんですから。されど、その魂、精神というのは、その生き様次第で未来永劫、子孫たちに受け継がれ、永遠のものとなりうるわけです。

『古代は、古代当時では現代。現代は、未来では古代。未来は、未来では現代。未来だって、そのまた未来では古代。とどのつまり、時代ってのはどれも同じで、つながってるんですよ。だから、古代人も現代人も未来人も、どの時代のことでも【リアル=今の問題】と考えることで、それぞれの思ひはつながるんです』

『生き物なんて皆、子孫を残すためだけにあんなに必死なのに、人間だけが「人生を楽しもう!」 「自由だ!」 「権利だ!」 「平等だ!」とか、甘っちょろいこと言って生き残ってられるなんて、絶対ありえないと思え。』
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
生きる意味 そんなものなら 子孫のためさ   変な哲学に騙されるな
先人と 未来人とを 橋渡し          生きる意味
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「人は何のために生きるのか」などの疑問は、人を混乱させるための道具として活用されているのか?
人の一生などは、世界の壮大な時間の中の「ちっぽけな点」でしかない。

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Posted by 残心 - 2016.02.24,Wed
世の中の大勢を戻せるか・・・?
平和ボケ左翼は、自らが悲惨な目に遭うまで気づかない<br>~ 映画『わらの犬』に見る、フヌケ左翼男の豹変ぶり!  (日本の面影)

《 勝手に要約 》
ノー天気にアジア共同体だの、国境はやがてなくなるだのと平気で発言する、平和ボケ左翼(あるいは左翼に毒された日本人)。
女性の権利ばかり主張して家事労働を蔑視、男から子供と妻まで家族全部を奪って、当たり前の面する厚顔無恥なフェミニストたち

これら左翼の毒に、骨の髄まで染まっている人たちは、どうやったらまともな価値観を持てるようなるのでしょう?

最も確実なのは、ズバリ、その人自信が、平和や安全を他人に侵されてしまい、自らの身、家、家族までがメチャクチャにされる以外ありません。

自分が痛い目に会うまで、左翼は間違っていたことに気づきません。
平和のため軍縮を主張するバカ左翼なら、他国に戦争を仕掛けられ征服されて、奴隷同然の扱いを受けること
フェミニズムに毒された近視眼的なバカ女なら、自分の息子がその妻に離婚され、子供もすべて奪われて痛い目に会って落ち込んでは荒れ、うつ病になってしまう様子でも目前で見ること

そうでもならない限り、腐った教育やマスコミに骨の髄まで侵されてしまっている人々は、目覚めることなんて到底ありえません。
そこまでやられないと、ボケたバカ左翼は気づかないのです。

さすがにそんな状況に陥れば、生きるため暴力には暴力で、命を賭けて守るべきものを守る・・・あるいは夫を捨てて子供や財産を奪ったフェミ女なら、息子を捨てて子供だけ奪っていった相手の女と自分が重なるはずです。
自分が地獄を見ることで、自分がやってきたこと、間違っていたことに初めて気づくわけです。

長期的に見れる目を持ち、地に足の着いた方なら、そんな窮地まで追い込まれなくとも、先を読むことができます。
でも今の日本には、現実的に先を読める人が少なくなってきた。非現実的な甘言にすぐ騙される。これが日本人の愚民化、痴呆化の主因です。

親が、自分の子供が近視眼的にならず、長期的に見る目を養うよう、しっかりシツケておくことこそが一番の肝心。
間違った選択をすれば、将来どうなってしまうか・・・親が口が酸っぱくなるほど小さな頃からシッカリ教え込んでいれば、子供が破滅に巻き込まれる可能性は少なくなるでしょうが、絶対安心といえるものでもありません。
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染まったら 元に戻るの むずかしい     左翼思想
壊れるの 体験するまで 目覚めない    愚民化・痴呆化
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年をくった人たちはもう諦めて、若者や子供を変な左翼思想に染まらないようにすべきでしょうが、今の教育やマスコミなどを見ると前途多難。

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Posted by 残心 - 2016.02.22,Mon
俯瞰して世界経済を見てみると・・・。
【三橋貴明】世界的不況の中で日本が幸運な理由   (三橋貴明の「新」日本経済新聞)

《 勝手に要約 》
現在の世界各国は、特に中国を含む新興経済諸国は、「中国経済が永遠に成長するという幻想」に基づき、各国が過剰投資に走り、完全にデフレギャップ状態になっています。特にひどいのが、中国の「鉄鋼生産」です。中国はすでに、日本の年間需要の四倍もの鉄鋼に関する「過剰生産能力」を保有しています。誤解しないでください。中国の鉄鋼の生産能力が日本の年間需要の四倍なのではなく、「過剰生産能力分」だけです。

中国共産党政府は各地の鉄工所に「減産」を指示していますが、あまり効果は上がっていません。結果、年間1億トンを超える中国産の鉄鋼がダンピングされ、外国に輸出されていっています。

日本の鉄鋼産業にしても、別に(中国が作れない)高品質鉄製品ばかりを作っているわけではありません。中国のダンピング輸出は、日本の鉄鋼産業にもダメージを与えています。

現在、中国の経済失速に端を発した新興経済諸国・資源国(ブラジル、ロシアなど)の景気後退により、鉄鋼産業はリーマンショック以来、六年ぶりに需要減退に見舞われています。その状況で、中国が1億トンを超える鋼材を輸出しているわけです。例えば、鉄スクラップは、リーマンショック以来の安値に落ち込んでいます。

中国は鉄鋼の過剰生産能力を保有し、つまりは「デフレギャップ」になり、鋼材関連のデフレを世界に「輸出」していることになります。
中国のデフレ輸出及び「輸入激減」は、新興経済諸国に、より深刻なダメージを与えています。例えば、ブラジルは輸出に占めるシェアが最も高い対中輸出に急ブレーキがかかり、資源関連の過剰設備を抱え「不況」に突入してしまっています。2015年のブラジルの経済成長率は、マイナス3%超と見込まれています。

しかも、資源価格下落の煽りを受け、通貨レアルが急落。輸入物価が上昇し、15年12月の消費者物価指数IPCAは、前年同月比で10.67%の上昇となりました。年間の上昇率で見ると、14年(6.41%)を上回り、02年(1253%)以来の高いインフレ率です。

ブラジルは現在、不況と高インフレが同時に発生していることになります。すなわち、スタグフレーションです。

他の新興経済諸国も、似たり寄ったりですが、先進国の場合は状況が違います。先進国はむしろ需要不足に端を発する「ディスインフレ」に悩まされています。ユーロ圏の15年12月のインフレ率(消費者物価指数)は0.2%でした。日本はご存じの通り、直近で0.1%(コアCPIベース)です。アメリカにしても、消費者物価指数ベースのインフレ率は0.5%に過ぎません(15年11月)。

整理しますと、現在の世界は、
新興経済諸国は為替レート下落を原因とした物価上昇と不況が同時に襲い掛かるスタグフレーション
先進国はデフレもしくはディスインフレ」
と、現象が真逆になっている(あるいは真逆に「見える」)のですが、実のところ根本的な原因は「需要不足、供給能力過剰」というデフレギャップと、共通しているのです。

世界中で、デフレギャップが発生するか、もしくは拡大しているのが現在の世界なのです。

そんな中、唯一、ある国だけが「少子高齢化」を原因とした「生産年齢人口比率」の低下により、構造的にインフレギャップに移行しようとしています。すなわち、我が国です。

データを中心とする「事実」ベースで物事を見れば、我が国がいかなる経済政策を打つべきなのか、誰の目にも明らかなのです。世界総デフレギャップ化の時代において、人口構造的にインフレギャップ化する日本は、本当に幸運です。

とはいえ、安倍政権の経済政策は、上記の「幸運」を破壊する緊縮財政や構造改革ばかりです。人口構造という構造変化により生まれた経済成長のチャンスを、政策的にぶち壊そうとしているのが、現在の安倍政権なのです。
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需要がないのに たくさん作れる   スタグフレーションの新興国たち
欲しい気持ちに なる世ではない   デフレの先進国
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日本の政策を見ていると、わざと日本を悪くする政策をやっているような気がするのはなぜか・・。

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Posted by 残心 - 2016.02.19,Fri
左翼左翼って時々使っている言葉ですが、意外と認識があいまいではないですか。
反日日本人の中核 左翼団塊エリートに支配される日本  (日本の面影)

<一部抜粋>
左翼と新左翼の違いを簡単に言えば、元々、マルクスの主張では、共産主義社会が生まれる背景として【資本家(ブルジョワ) 対 労働者(プロレタリアート)】という構図が前提にあり、その対立によって社会が革新的な方向へ流れていくという風だったわけです。しかし、現実に資本主義が発達してくると、『蟹工船』(小林多喜二)のような劣悪環境で奴隷的な強制労働が課されるケースなんてのは稀になり、しかも労働者自体が決して貧しいわけでなく、豊かな生活を享受できる社会が生まれてしまった。そして、その労働者というのは実は革新的でも何でもなく、革命を起こそうなんてこれっぽっちも考えない非常に保守的な人々が大勢を占めました。
一般的な労働者というのは、反戦運動したり、同性愛やフェミニズムを主張するようなことは普通ないし、非常に保守的だったわけです。
そういうのを背景にして、ソ連のような革命による共産主義国家を目指すわけでもなく、もっと革新的で真にリベラルなものを求める本物の左翼とはどうあるべきかという話になり、これからの左翼(=新左翼)は【資本家 対 労働者】なんて構図でなく、もっと本当の意味でリベラルで革新的、具体的にはフェミニズムや男女平等、反戦や同性愛賛美、反宗教、人権、世界市民思想といったものを掲げていくことになったわけです。
だから今の左翼というのは、古い労組的な発想からくる左翼ではなく、すべて新左翼なのです。
______________

彼ら左翼は『資本家はワルモノ、労働者(市民)は正義』が大前提であり、しかもその目的がフェミニズムや平等、反戦や反宗教、同性愛等の推進による旧体制破壊であるわけですから、そういう革新的?社会実現のためなら、その論理性なんてどうだっていいのです。たとえ資本家がフェミニズムを推進して人類家畜化を図っている本尊であろうとも、彼らは資本家を叩きまくって、彼ら左翼の目的でもあるフェミニズム(家族解体、総平等化)を推進するわけです。
______________

彼ら反日左翼の中核である団塊世代の左翼は、マスコミはじめ芸能など、今や世論に大きな影響を与える表舞台を牛耳る組織、政治家はもちろん、省庁・役所、学校や裁判所、労組や大企業はもちろん、警察・検察・自衛隊にまで、日本の中枢を担うあらゆる機関に紛れ込み、日本の現体制に対する国家破壊を目論でいる最大勢力だ
団塊世代にも、もちろん保守派はいるが、この世代だけは左翼が主流となってしまっている(当時はノンポリと呼ばれる無党派のような存在も多数いた)。
 
この強大な反日左翼勢力に屈せず、ここ10年を持ちこたえられるかは、とっても重大。
日本の将来に関わっていく。
http://whisper-voice.tracisum.com/?eid=90
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
左翼というのは、「論理なしでフェミニズムや男女平等、反戦や同性愛賛美、反宗教、人権、世界市民思想等の推進による旧体制破壊をする奴ら」ってことでしょうか。

反日と左翼がいなくなれば、日本はたいがい住みよくなるのですがねぇ。

団塊の世代がいなくなるまで持つでしょうか?
ここでいう「ここ10年を持ちこたえられるか」ですが、この文章は5年前のもののようなので、残りあと5年ぐらいでしょうかねぇ。
そういう意味では先日の選挙で「次世代の党」が大敗したのは大きなマイナスでしたね。

(ブログ:バックは任せろ!)の過去記事<新左翼って?>を掲載

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Posted by 残心 - 2016.02.17,Wed
エコロジーとは自然に優しいという意味だったはずだが・・・。
遠野ソーラーパークの自然破壊ぶり エコロジーな公害施設  
  (世界のニュース トトメス5世)

 《 勝手に要約 》
原発に匹敵する太陽光発電所が、森林や草原を破壊して建設されようとしています
各地で同様な「自然破壊」が行われているが、自治体と業者は地球に優しいなどと言っている。

エコに名を借りた金儲け

原子力発電に匹敵する超巨大太陽光発電所が、岩手県に建設されようとしています。
エコロジーで地球に優しく結構な事のように思えますが、空き地ではなく貴重な原野などを切り開いて建設します。
自然破壊してどこが「地球に優しい」のか、建設を疑問視する声も上がっている。

地元新聞によればドイツのソーラー発電社「フォトボルト・デベロップメント・パートナーズ」が計画しています。
最大出力は60万キロワットで、福島第一原発1号機の46万KWより大きく、2号機の78KWよりは小さい。
年間発電量は7億6900万キロワットに達し、建設には7年がかかる予定です。

遠野市の寺沢高原、貞任高原で1000ヘクタールの土地を借りて、ソーラーパネル225万枚を設置する予定。
建設費は約2500億円に達し、国内銀行と投資家から資金を集めるとしています。
発電した電力は東北電力が買い取る事になるが、電力会社は買い取っても赤字であり、値上げとして転嫁せざるを得ない

また原発に匹敵する電力が天気によって発電したりしなかったり、送電網の負担が非常に大きい。
現在の電力買取制度では、買取に伴う送電施設は買い取り側が負担するが、これほど大きな施設を想定していません。
電力買取制度の欠陥を付いた金儲けと言え、負担は全て電力会社と電気利用者に押し付けられます

エコロジーな自然破壊

建設場所は牧場と高原になっており、緑地だった場所に太陽パネルを敷き詰める事になります
一体どこら辺がエコロジーなのか、太陽光発電による自然破壊は鬼怒川決壊の時にも問題になりました。
鬼怒川は私有地の自然堤防が太陽光発電の為に掘削されて、被害の拡大を招いたといわれています。

山梨県北杜市では「自然にやさしい」「エコロジー」という掛け声の下、大規模な自然破壊が行われています。
商業的な観点からは利用されていない「空き地」だが、草原や森林や保水池などの機能を持っている
そうした場所を切り開いたり埋め立ててはソーラーパネルを設置して、業者は金儲けをし、自治体は優遇措置までしている。

初期に認定を受けた施設は42円という世界的に例の無い高価格で電力を買い取らせて、莫大な利益を上げています。
業者の利益は電力会社が全額負担し、その金は結局電気の利用者が支払っています
経済産業省は2017年から固定価格買い取り制度を廃止し、入札制で買い取り価格を下げる方針を示しました。

しかしながら国が「法外な買い取り価格」を電力会社に押し付けて、売電業者は金儲けし、利用者が負担するのは変わりません
さらに、「エコロジーだから何でも許される」とばかりに補助金で森林をなぎ倒して自然破壊し「地球に優しい」などと言っている
開いた口が塞がらないとはこの事ではないだろうか?
遠野ソーラーパークは既に経産省の認定を受けていて、電力会社との調整が行われている。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
エコだから 自然破壊も 許される?    どこがエコなのか?
原発を 危険と囃し 金儲け      そんなに金儲けしたいのか?
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
電力の値上げ分は、原発反対派のみで負担してほしいものである。
この利用者負担のことをマスコミはもっと報道してほしいが、しないいんでしょうね・・。

庶民から搾取し、自然も破壊する。
太陽光発電のどこがエコなのか、一部資本家のエゴでしかないのでは・・・?

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Posted by 残心 - 2016.02.15,Mon
イメージ、雰囲気で、真実が見えにくい・・・。
「奴隷制度の廃止」と「人種差別撤廃」  (ねずさんのひとりごと)

《 勝手に要約 》
日本では、米国の黒人差別は、米国第16代大統領のエブラハム・リンカーンが「解放」した、と信じている人が多いようです。
違います。リンカーンが行ったのは奴隷の「制度の廃止」であって、「人種差別」に反対わけでも撤廃したわけでも解放したわけでもありません。「奴隷制度の廃止」と「人種差別撤廃」は、似ているようで、まったく異なるものです。
―――――――――――――――――――――――――――――――
意外に思われるかもしれませんが、南部諸州の農園では、黒人労働者(奴隷)たちは、比較的大切に扱われていました
これは当然といえば当然のことで、農場が広がれば広がるほど、黒人労働者の人数も増える。
人数からいったら、白人の農園経営者よりも、そこで働く農園労働者の方が、圧倒的に人数が多いのです。
どこの会社でも、経営者の人数よりも、労働者の人数の方が多いのと同じです。

もし、少数の経営者が、大多数の黒人を圧政下に置いたらどうなるか。
反乱でも起こされて、綿花農園に火でもつけられた日には、全財産がパアになります。
ですからそうならないように、ある面、黒人達を優遇し、ある面、いうことをちゃんと聞くように、厳しくしつけていたのです。
つまりそこには、一定の「共存関係」が成立していたのです。

黒人と白人が、身分は違うのは当然です。
白人は農園の経営者であり、黒人はそこで働く労働者なのです。
身分の違いは、当然あります。
けれど、それは「差別」というより、「主従関係」に近いものでした。
もちろん、カネで買われた労働力であることは事実です。
だから「奴隷」です。けれど、黒人達は、定年さえない終身雇用です。
生涯食うに困らない。悪いけれど、いまどきの日本のフリーターよりも、よほど生活は安定していたのです。

一方、南北戦争以前の北部諸州ではどうだったかというと、北部には綿花のような中心となる産業がありません
人はたくさんいますから、繊維製品の製造業や、日用品製造業、あるいは建設業等々の労働市場は数限りなくあったけれど、それら労働者市場は、白人移民たちの労働市場でもあったわけです。
そこに南部からあふれた黒人奴隷という私的所有権に基づく労働力が介入してきたら、何が起こるか。
答えは簡単です。
白人労働者の職場が奪われるのです。

だから北部の人々は、「奴隷制度」に反対したのです。
そして黒人を毛嫌いし、差別することによって、北部の労働市場から排除しようとしたのです。
このことは、「黒人を差別する」というよりも、黒人の「存在そのものを否定」するという社会風潮といえます。
黒人がいるから、白人の労働市場が奪われるのです。
ならば、この世から黒人を消すしかないという思考です。
「だから黒人を排除するしかない」というのが、当時の黒人に対する北部の人々の考えです。
北部の人種差別は、だから「差別」というより「排除」の動きだったのです。
これを「人種差別」と書くからわかりにくくなるのです。
実際には「人種排除」です。
―――――――――――――――――――――――――――――――
驚くべきことに、この戦いに北軍側では100万人以上の黒人義勇兵が、最前線で戦っています。彼らは、この南北戦争が、「奴隷解放のための戦い」であり、「人種差別撤廃のための戦い」と信じていたのです。
結果として南部諸州が負け、もとの米国に戻り、そして米国では「奴隷制度」が廃止されました。しかし、人種差別は、以前より一層、酷いものにかわったのです。
―――――――――――――――――――――――――――――――
パリ講和会議における日本の提案は、当時の白人社会にはとてつもなく大きな爆弾であったといえます。
国富の大部分を、人種差別と植民地政策によって得ていた欧米資本家や貴族たちにとって、植民地を失うということは、すなわち国家の崩壊であり、資産家たちの破産を意味するものでもあったのです。

それだけに、人種差別撤廃を堂々と主張する日本は、彼らにとって、どうしても許すことのできない相手でした。
そしてパリ講和会議での日本の「人種差別撤廃法案」は、16カ国中、11カ国の賛成を得ながらも、議長であった米国大統領ウィルソンの「全会一致でない」という詭弁によって退けられてしまったのです。

米軍の攻め方というのは、はじめ艦砲射撃やら航空機からの爆弾投下で、徹底的な爆弾による破壊を試みる。
そして上陸して日本軍の弾の当たるところに最初に出てくるのは、いつも決まって「黒人歩兵部隊」だったといいます。
戦争ですから、先頭にたつ歩兵は撃たれます。
そして先頭の部隊が撃たれることで、敵の居場所がわかる。
わかったら、そこを(弾の飛んで来ない)艦船から、艦砲射撃で攻撃する。
そして日本軍の弾が飛んでこなくなる頃になってやっと、白人の掃討部隊が前線に出て来る。
それが当時の米軍の戦い方でした。
テレビや映画などでは、実際のこういう姿は、まず出てきません。
白人の兵隊が勇敢に銃を撃ち、日本軍と戦っているというようなシーンしか出てきません。
けれど、実際の戦闘では、常に敵弾の届く危険なところには、黒人兵が狩り出されています
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
黒人を 連れてはきたが 差別する     米国など西欧諸国
善人の ふりして平等 ふれまわる     醜い偽善
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プロパガンダが行き届いて「米国は人種差別を撤廃した国」というイメージは確立しているが、真っ赤なウソ。
まったく、どこまでが本当なんだか・・・?

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Posted by 残心 - 2016.02.12,Fri
国債の利息って、架空の数字でしかなかったのね・・・。






~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
国債の 利息はオバケか 寒くなる     架空の数字・呪い
良くすれば 解決うながす 政府紙幣    金利を伴わない予算
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「マネーストック」と「GDP」の差が、国債の利息分と同じっていうのは衝撃的だった。
この実在しない架空の数字が暴れまわっているのか?

イマイチ結論的にはどうなのか?だが、このシリーズ、なかなか面白かった。

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